お好み焼き誕生秘話 〜鼓寅のお好み焼き〜


【お好み焼き誕生秘話】

 

お好み焼きは大正時代に関西で誕生した「一銭洋食」がその起源だと言われています。「一銭洋食」とは水で溶いた小麦粉を薄く伸ばして焼き、その上にネギや粉がつおなどの簡単な具を乗せ、それを半分に折ってソースをかけて作られていました。

 

大正時代に誕生し、駄菓子屋で売られていたことから戦前は「子どものおやつ」とされていました。しかし、材料そのものは安くても、短時間で作れて食べる事が出来たので、第2次世界大戦後の広島市内の屋台に広がっていきます。戦後「一銭洋食」をヒントに広島で作られた重ね焼き、関西では混ぜ焼きとして広まっていったのがお好み焼きの始まりと言われています。

 

【鼓寅のお好み焼き】

 

鼓寅のお好み焼きの生地は“だし”と“粉(小麦粉)”で作ります。 だしは鼓寅特製の合わせだし。料理人気質のマスターが気の遠くなるほどの配合の末たどり着いただしです。

 

まるで生地と会話をするかのように、熱意を持ってお好み焼きと向かい合っています。

 

自分でお好み焼きを焼かれるお店もありますが、鼓寅の焼き方は素材の旨みを引き立てるため、先に具を軽く焼きます。

軽く火を通して旨みを閉じ込め、さらに旨みを包み込むように、生地で具をはさんで焼いていきます。はさみ焼きをすることで、閉じ込めた旨みを逃がしません。もちろん、焼き方にこだわってご自分で焼いて頂く事も可能です。

 

ソースはオタフクソースをベースにマスターが関西風にアレンジして完成させた鼓寅特製ソースです。このソースにも、マスターのこだわりがたっぷり詰まっているのです。フルーティーな味わいの鼓寅特製ソースは生地だけでなく、マヨネーズとの相性もピッタリ。

 

これで鼓寅のお好み焼きの完成です。

 

【栄養満点&ヘルシーなお好み焼き】

 

お好み焼きというと、一見カロリーが高そうだなと思われがちですが、実は野菜や栄養をたっぷり頂けるヘルシーフードなんです。

 

鼓寅のお好み焼きは重量ベースで8割がキャベツ(豚玉の場合)です。食物繊維やビタミンC豊富なキャベツが多く入っているので栄養バランスが良く、とってもヘルシーです。

 

人間1日に必要なビタミンCの70%がキャベツの大きな葉には含まれているといいます。それを考えると、お好み焼きで1日の必要量を摂取するのも難しい話ではなさそうですね。

 

「鉄板といえば油、油のカロリーが気になる」という方もおられると思います。でも安心して下さい。鼓寅の鉄板は18年も使用しているので、ほとんど油を引かなくても大丈夫なんです。最低限の量を鉄板に垂らして、大きいコテで薄く伸ばすぐらいでOKです!ですので、ダイエット中のあなたでも油を気にしなくても大丈夫なんです(笑)

 

湖南市にお越しの際には、ぜひ「お好み焼き 鼓寅」を訪れて、料理人気質のマスターが試行錯誤し完成させたお好み焼きを味わってみてください!

生地の材料です。合わせ出汁と小麦粉、山芋(長芋)のみです。